「校正」が仕事の人のブログです。校正の紹介、業界の裏話などをご紹介します。
初めてご来訪くださった方は、こちらをご覧ください。
遅筆に暖かくお付き合いいただければ、幸甚です。



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お久しぶりです

皆様、お久しぶりです。
一年以上空いてしまいましたが、再びIDとパスワードを確認致しました。
またスローペースで、ネタを仕入れたときに更新していこうと思いますので、おつきあいください。

本日は、新年初投稿ということで、年始らしい(?)話題を。
実は、私の会社の作ったカレンダーでミスを起こしてしまいました。
最初に曜日と六曜(大安や友引などの、アレです)だけ入ったベースを作り(実は、このデータは社内で使い回しています)、次に平成24年高島本暦という本を原稿に、お客様が年間行事をピックアップして、情報を入れていくという作り方で仕事が動いたのですが、

原稿(高島暦)に「立夏」が5月6日と表記されていたので、それを元にカレンダーを作り、校正としても5月6日としてOKを出してしまったのですが、立夏は正しくは5月5日でした。

参考:国立天文台HP

原稿が間違っている事はまれにあるのですが、暦を専門に扱っている冊子にもこんなミスがあるのだなぁと、足下をすくわれた思いでした。校正として、信頼できる公立の資料を調べなかったことが悔やまれます・・・。久しぶりに損金を出してしまい、落ち込みました。

そんなわけで、いきなり失敗の話から始まってしまいましたが、今年も一年よろしくお願い致します。







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社長のご挨拶

とある会社の社内報の校正。
社内報と言うものには、必ずといっていいほど社長のありがたいお言葉がついてまわります。印刷会社の僕が言うのもなんですが、立派な紙を使ってフルカラーで印刷すると、なかなかお金がかかります。それでも、印刷会社に受注が回ってくるのは、社内報に写真付きで好きなことを書けるという、社長の趣味なのかもしれません。

さて、先日校正した社長のご挨拶の一文。この社長は長文を書くのが好きらしく、いつも締め切りを堂々と破って入校をしてきます。

(一部抜粋)
矢張り不景気はまだまだ続く。然し、ピンチの時こそチャンスが訪れる。将に社訓の通りである。全社一丸となって前年度を上回り且つ目標達成を目指すのだ。

個人的には、「矢張り」とか「然し」とか「且つ」とか「若しくは」といった表記は好きではありません。書き手として、少しでも読みやすい文章を書くためには、むやみにあまり使われなくなった漢字をあてないほうがいいと思うのです。
しかし、僕が読んでいて気になったのが「将に」という漢字の表記。少し気になったので辞書で調べてみると、こんな結果がでました。「正に」「当に」「将に」という変換ができますが、この場合は「正に」という漢字が正しいようです。恥ずかしながら、「まさに」の変換の使い分けをきちんと理解していませんでした。好んで漢字を使いたがる社長のおかげで、一つ勉強になりました。

念のために疑問出しをしておきましたが、刷り直しなどに繋がる致命的なミスではないため、営業に握りつぶされるかもしれません。なにせ、相手はお客様の社長。下手なことをいってご機嫌を損ねたら大事です。





作字

例えば、名刺の校正をしているときに「高」や「崎」といった文字が使われていると、「おっ」と思います。なぜなら、これらの漢字はしばしば旧字体のものがあり、場合によってはパソコン上で新しくフォントを作る「作字」と呼ばれる作業をしなくてはいけないのです。

有名所でいうと、
http://www.takashimaya.co.jp/
高島屋の「高」の字は「はしご高」と呼ばれる旧字を使っています。当然、名刺などでは新しい「高」ではなく、「はしご高」を使うべきです。

このように、校正をしていて漢字は合っていても、さらにその漢字に旧字が存在するという厄介なケースがあるのです。
僕が過去に見逃してしまった漢字は、「隆」の「生」の上に一の字が入るというものでした。見逃してしまった後にお客様からご指摘が入り、オペレーターさんが慌てて漢字を探したところ、パソコン上に見つからないというので作字をしてもらった思い出があります。お客様も、間違えられることに慣れておられたようで、あまりきつい口調ではありませんでしたが、校正としては顔から火がでる思いでした。
人名は、やはり厄介です。





子供の名前

校正とは、人一倍他人の名前を読む仕事でもあります。名刺や社内報の誕生欄、名簿など、人の名前はことあるごとに出てきます。親のイマジネーションが左右される名前は、色々なドラマをはらんでいるようで、印象に残る物が多いです。
中でも、やはり最近の子供の名前には驚かされることが多いです。具体例を上げることは避けますが、物読みのプロである我々校正チームが、字面を見て読み方が全く頭に浮かばない名前を見ると、その子が将来どれほど説明に時間を費やすのだろうかと、他人事ながら心配をしてしまいます。音読み、訓読みなどとは違う次元で読み方が作られているのは、やはり問題ではないのかなと個人的には思います。

しかし、そんなことを話していた同僚(校正ではない)に、先日子供が生まれました。そして恐る恐る名前を聞くと、やはり昭和の時代には考えられなかったような合成的な名前なのです。事情を聞くと、その名前を考えたのは、同僚の奥さんなのだとか。

初めてわが子の名前を聞いた同僚が、奥さんに何故その名前にしたのかと尋ねると、「将来、この子だけ普通の名前だと、いじめられるかもしれない。だから、今風の名前にした」という答えが帰ってきたそうです。その話を聞いて驚いたのと同時に、最近見た珍しい子供の名前が次々と頭に浮かんで納得をしてしまったのも、確かです。
日本語に様々な変化が起こる昨今。もう、普通の名前の基準は変わっているのかもしれません。

…できれば、校正としては読めない読み方は歓迎したくない風潮ではあるのですが。





豆乳の不思議

スーパーのチラシを校正していると、よくある間違いです。

調整豆乳
調製豆乳
無調整豆乳
無調製豆乳

さて、正しいのはどれでしょうか。



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