「校正」が仕事の人のブログです。校正の紹介、業界の裏話などをご紹介します。
初めてご来訪くださった方は、こちらをご覧ください。
遅筆に暖かくお付き合いいただければ、幸甚です。



スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


タイトな仕事 その2

営業の声で起こされるのは、あまり嬉しいことではありません。頭をすぐにフル回転させ、状況を聞き出すと、案の定先方の会長から大量の修正赤字が入ったそうです。それも、ある箇所を修正すると、全ページに波及するような厄介な赤字ばかり。

ぷるふ「そう。で、修正指示はこれで全部?」
営業「いえ、さっき見せたのは、全体の三分の一で、残りは後でまた持って行きます」
ぷるふ「なんで…全部いっぺんに見せないの?それを…」
営業「いっぺんに渡したら、先方が見きれないと思いまして」
ぷるふ「それで、いいんだよ。小出しに提出していたら、時間に余裕ができて何回もチェックが入ることになるじゃない。一回で大量のページを渡して時間を区切れば、お客さんも全部は見切れないから、修正指示の量も少なくなるのに」
営業「ですが、それではサービスが悪いことになりませんか?」
ぷるふ「確かに、余裕があるときはサービスは大切だけど、今は印刷が間に合わない状況じゃないの?」
営業「…」

口調が荒くなってしまいましたが、それでも回ってきた仕事をこなさなくては、何も解決しません。やむをえず、僕たち校正チームは作業にとりかかりましたが、それからは戦場という言葉がぴったりでした。胃に物を入れると眠くなるので、口にするものはわさび煎餅とこしょう煎餅、缶コーヒー、栄養ドリンクだけ。頭には冷えピタを張り、睡眠時間は10分程度時間があいた場合に、立って寝ました(横になると起きられないため)。
女性社員は遅めに残業してもらって帰ってもらったのですが、男性社員は皆徹夜です。裸足になる人、鉢巻をする人、顔を洗う人。皆が皆それぞれのスタイルで眠気と闘いながらの校正でした。

進捗やスケジュールの管理は営業の仕事で、本来は我々校正が口を出すことではないのですが、大きい案件で進行がバラバラだと、どうしても無理がでてきてしまいます。今回の営業には、次工程のことを考えて仕事を回す営業になってほしいと願うばかりです。

「真に恐れるべきは有能な敵ではなく,無能な味方である」ナポレオン









コメントの投稿

非公開コメント

最新記事
カテゴリ
最新コメント
ads by google
校正本など色々
最新トラックバック
検索フォーム
月別アーカイブ
プロフィール

ろんりーぷるふ

Author:ろんりーぷるふ
FC2ブログへようこそ!

RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。