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「校正」が仕事の人のブログです。校正の紹介、業界の裏話などをご紹介します。
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季節の風物詩~カレンダー

印刷会社の中は、世間より1シーズンほどスケジュールが進んでます。春には夏のイベントを、夏には秋のイベントの商材を作っているのです。
今の時期なら、印刷会社の多くはカレンダー作りに追われているでしょう。僕が友人達の誰よりも、シルバーウィークに気がつくことができたのも、この仕事をやっているおかげでした(何の役にも立ちませんでしたが)。
カレンダーは、校正をするのに欠かせないツールの一つです。例えば〇月×日(土)という日付の曜日が、実は日曜日だったら?土曜日にやるのか日曜日にやるのか、はたまた年が間違っているのか。制作物の中での曜日と日付の確認は校正の基礎中の基礎であり、間違えたら大目玉どころの話ではありません。

そんな、来年の暦を確認する礎となるカレンダーを作るのだから、校正も自ずと力が入ります。
祝日、記念日、 六曜(大安とか友引とかのことです)、曜日は合っているのか。英語で月を表記する場合、スペルのミスはないか…日付と曜日のチェック(タマを見るという)は単調な作業になりがちだですが、気は抜けません。
さて、ここで僕が試しにカレンダーを作ってみました。
2010年1月。1日は金曜日であり、31日は日曜日の月です。

091009

このカレンダーから、ミスを見つけることができるでしょうか?


 



さて、いくつ見つかったでしょうか。

●16日が無く、15日が二つある

ここは、校正でなくても見つけておきたいところ。僕がカレンダーを見る場合は、横に1,2,3,4…と順番に数えた後、念のため縦に3,10,17,24…と、7つずつ数を足してチェックしています。こうして二重にチェックをすることで、見逃しの可能性を減らすことができます。

●27日が赤くない
前月の日付が黄色で表示されているので微妙なところではありますが、ここは赤(または薄い赤)のほうがいいでしょう。

●1月1日が「元旦」と表記されている
これは市販のカレンダーでも時々見つけられるのですが、元旦とは一般に元日の日の出(または朝)を差す言葉(元日という意味も持ちますが)なので、カレンダーに表記する場合は、「元日」がベターです。
元日という意味も持つ言葉と、元日という意味しか持たない言葉なら、後者を使用したほうがいいのです。

世間には様々なカレンダーが溢れていますが、そのほとんど全てが校正を通したもののはずです。この季節、全国の物読みさん達は、暦を正しく伝えるために、頑張っているのです。

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